拝啓 突然ですが大好きです!つきましては私と交際をして頂きたくこの文書を送付させて頂きま(以下省略)




そう勇んで屋上を飛び出してきたのはいいけど…



朝比奈くんどこにいるのー!?




私は闇雲に校内を爆走しながら困り果てていた。




巨乳…巨乳が行くところ…もしかして保健室?(かなり偏った思考)


もしかして今頃保健室のベッドで朝比奈くんと…×××!?(かなり偏りすぎてる思考)





そっそれは大変だ!



保健室なら中庭突っ切って行った方が早いよね!!




そう思って、ヒラリと中庭に舞い降りた時だった。




「どこ行くんですか?水萌先輩」



「蓮くん!?」




突然目の前に蓮くんが現れた!




「そんなに慌てて…もしかして朝比奈先輩が誘拐でもされました?」



「えっどうしてわかるの?」



「え、まさかの当たりですか?」



「そうなの!蓮くん学年主席だよね!?年上美女巨乳の行くところに心当たりない!?」


「は?」




その時だった。




「来てくれてありがとう、那月くん」



「いや…先輩に無理やり引っ張ってこられたんですけどね」




少し離れたところに向かい合って立つ朝比奈くんと年上美女巨乳らしき人物を発見!




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