世界No.1の暴走族と足が悪い一人の少女

徠「遅れてすまない…」

陸「大丈夫だ」

徠「だろうな…」

洸太「徠さん、お久しぶりです。」

徠「おう!洸太じゃないか…
 元気にしてたか?」

洸太「はい!おかげさまで!
 それより、花凜のことありがとうございました。」

徠「ハッハッハー それは良いんだよ?」

洸太「そうですね!」


ん?なんか楽しそうだな…フフッ

あ!洸太兄はね!私のもう1人のお兄ちゃんなの!
洸太兄は21歳なんだ〜!
世界No.2の10代目嵐龍総長なんだよ!
可憐兄の1個前の代だよ!
ちなみに…志崎組次期副組長であり、可憐兄の側近でもあるの!
私と爽斗と同じ、薄紫色の髪で、ピンク色の瞳だよ〜


奏斗「花凜、楽しんでるか?」

花凜「うん!
 でも、疲れてきちゃった…」

奏斗「部屋に戻るか?」

花凜「戻りたい…」

舞香「花凜、戻って良いわよ?」

花凜「やったー!」

舞香「明日から復学だしね!
 奏斗くん、連れて行ってあげてくれる?」

奏斗「はい!
 じゃぁ…行くか!」

花凜「うん!」


私の部屋は…2階にあるんだけど…
エレベーターで上がるのかな?

え…そっちは階段だよ?


奏斗「花凜、しっかり掴まっとけよ!」

花凜「うん…」


あ…なるほど!
最短ルートだからか…

あ!今ね、奏斗にお姫様抱っこされてるの!
これ以上、疲れさせないように…かな?

私の部屋は、階段の近くにあるんだよ!

あ…ついた…


奏斗「このままドアを開けるから動くなよ?」

花凜「うん!」

 ガチャ

 バンッ

 ギシッ

奏斗「花凜、大丈夫か?」

花凜「うん!大丈夫だよ!」

奏斗「久しぶりに、一緒に寝るか?」

花凜「うん!」

奏斗「よし!寝るか!」

 ギシッ

花凜「あったかい…」

奏斗「おやすみ、花凜」

花凜「おやすみ!奏斗!」


そのあと、私達は朝までぐっすりと眠った…
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