ある雪の降る日私は運命の恋をする-short stories-
事前に買っておいた水着を取り出して葉月に渡す。

葉月はもう自分で着れるが望笑夏はまだ難しいようなので私がサポートをして水着を着させる。

「ねえ!まま!ここのプールおおきい?いっぱいある?」

興奮気味に話す望笑夏は動くせいでうまく水着を着せられない。

「それはどうかな~、早く行きたいならちゃんと水着着るよ~」

そう声をかけながら水着を着せていると「できた!」と葉月の声。

みると、前後反対に水着を着ている。

なのに気付かずドヤ顔で1人で着れたことを自慢する葉月がおかしくて笑ってしまう。

「はづ、それ反対だよ?」

笑いながらそう言うと、葉月は急いで後ろ前をなおして着直す。

「できた!」

今度こそちゃんと着れた葉月の頭を撫でる。

「上手!じゃあのえちゃんの水着着せるからちょっとまっててね。」

「はーい!」
< 16 / 67 >

この作品をシェア

pagetop