未来へ続く道

いつも笑って何ともないように見えるのに
気付いてあげられなかったことが辛かった
だからと言って私に何が出来るんだって
話だけど、とにかくこんなに一緒にいるのにって思うと悔しかった。



「何しけたツラしてんだよ、もったいねぇぞ?」


下向いていると柚月からそんなことを言われて
それから私もまた花火に集中して見るも
時間はあっという間に過ぎ花火がフィナーレを向かえ終わった



「すげえ綺麗だったなー!!」



「また来年も来るか」



「来年も4人で」

柚月、大輝、橙真
私達4人また来年の約束をして
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