未来へ続く道
必要な材料をカゴの中へ入れて
お金を払い家に帰る
家に着いた頃には既に15時を回っていて
ご飯を炊いたりなどの準備をした
「瑠美さん」
「ん?」
「話しておきたいことが」
「なに?」
陽斗と颯馬は真剣な顔つきに変わり
私もそれを察して真剣に話を聞いた
「俺の携帯は家に置いてきたけど
居場所がバレたら姉ちゃんも危ない」
「…………」
「その前にまた家をで「馬鹿」」
その前にここを出ると言おうとしたことが
分かったから颯馬の言葉を遮った
「え?」
「あの時のこと私は後悔してる。
颯馬に言われたからって放って家を出たことを」
「いいんだよ!!俺は姉ちゃん傷つけられる方が辛い」
「颯馬…けど、次は私が颯馬を守る番。
見とけよ?姉ちゃん強いんだから!!」