未来へ続く道

ー柚月sideー


今日は瑠美とデート
すげえ楽しみ…のはずが


あいつ…寝坊かよ

「おーい、10時過ぎてんぞ」



「あ!!すぐ用意する」

と電話から聞こえるとすぐに切れて
窓から瑠美は俺に謝って
出てきた時間は待ち合わせの1時間後



いつもみたいに怒ろうかと思ったけど
今日は俺にとってはデートだから
楽しく過ごしたい

それからスーモールに行き
先にご飯を食べることになった


美味しそうに食べる瑠美
それから俺たちは映画を観て
笑う瑠美の横顔

一つ一つが俺にとって大切だった
この笑顔を俺は守ってやりたいと思った



今までにないこの気持ち
俺は本当にこいつが好きだと思い知った時間だった



ー柚月side endー
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