未来へ続く道
駿を掴んでた腕が
ぶらんっと落ちて
同時に駿は泣き崩れた
俺は目から一筋の涙が頬に伝い
なにも考えられなくなった
「…ごめッまじ…ごめん…大輝…」
本当に辛かったのは
俺じゃなくこいつだった
それからも謝る駿
俺をずっと見てた橙真みたいに
渚もこいつの事をずっと見てた
渚だから分かるこいつの想い
この時、俺達4人は
心の中で思った1つの思い
‴俺達はもう戻れない‴
ー大輝side endー