未来へ続く道
「ただいまぁー」
「おかえり」
「お腹空いた、早く食べてお風呂ー」
私の姿をじーっと見てくる
なんだろうと思いながら夜ご飯の準備
「なんかいい事あった?」
その質問に私はビクッとしながらも
少しとぼける
「んー?別になんもないよ」
「嘘だな、俺に教えろよー」
「まあ、実は…柚月と付き合うことに」
「まじで?柚月さんと?!」
「まじだよ」
「姉ちゃん柚月さんのこと好きだっんだ」
ニヤッとしながら私に言ってくる颯馬
段々恥ずかしくなり
「うっさい!!早く風呂入りな」