未来へ続く道

ー守り守られー


いつも通りご飯を作り学校へ行く


「瑠美おは」



「柚月おーす」

教室に入ると既に大輝や橙真もいた
心配かけまいと私はいつも通り笑って
過ごした


学校も終わり柚月に家まで送ってもらい
家に入るといつもいるはずの颯馬がいない
朝の事もあり
私は心配して颯馬に電話を掛けた


「颯馬!!!あんた今どこ!!!」



「ちょ、姉ちゃんなんだよ!!
今倉庫にいるっつーの」

なんだ、倉庫か…
めちゃくちゃ怖かった
颯馬が連れ戻されたんじゃないか
颯馬になにかあったんじゃないかと


「なーんだ、そっか!!家に居ないから
心配したよ…」



「あー、連絡すんの忘れてたわ
ちょっと色々あってな」

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