未来へ続く道
今日は土曜日で颯馬はべったり
私から離れようとしない
立ち上がれば
「どこ行くんだよ」
そればかりだった
「颯馬なんかあった?」
「なんも?」
嘘は分かった
じゃなかったらいつもこんなんじゃない
颯馬の行動がなにかあると言っているようなもの
「また喧嘩で私が危ないとか?」
「なんもねぇって」
言おうとしない颯馬な私は諦めて
聞くのをやめた
夜になり颯馬がお風呂に入ってる時
1本の着信
相手はあいつだった