未来へ続く道
「相変わらず俺に歯向かうなぁお前は。
ちょっと待っとけよ」
男がその部屋を出た時、颯馬はすぐに走って
私を抱き上げ出ようとした時
男は刃物を持っていた
颯馬は逃げ出すので必死で男が後ろに居ることに
気付いておらず、刃物をら向けている先は
「そ…ま!!にげ…てッ」
「あ?」
ーーグサッ
鈍い痛みが背中に感じた瞬間
床に倒れ込んだ
「……ね…ちゃん?おい…姉ちゃん?!」
「逃げて…早く…行って」
「何言って…」
男は刃物を向けても私が
颯馬の盾になるとは思っておらず
動揺していた