未来へ続く道

家にいるはずの俺がいないことで
姉ちゃんはすげぇ心配してた

不安にさせないよう俺は嘘をついて
その場をなんとか乗り切った


その日は朝から様子が変だった
いつもの倍、俺への心配が凄かった

俺はそんなちょっと様子にあまり気にはしなかった
探してるのがあの男だと分かって
俺はそれから姉ちゃんにくっつくように行動した


ちょっとウザがられたけど
何が起こるよりマシだった


そして、朝姉ちゃんが居なくなっていた
手紙をみて俺はすぐに家を出てバイクで
あの家に向かう
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