未来へ続く道


「颯馬、どした?」



「…姉ちゃんが…刺された」



「はあ?!今どこいんだよ」


俺は病院の名前を言って
その後すぐに柚月さんにも連絡した
柚月さんたちもすぐに来てくれるみたいで
みんなが来るのを俺は待った



「颯馬!!」



「柚月さん…姉ちゃんが!!姉ちゃんが……!!!」



「落ち着け、大丈夫だから!!
あいつなら絶対大丈夫だから!!!
男だろ?泣かずに信じてやれ」

柚月さんの言葉に俺は
落ち着きを取り戻し椅子に座り
柚月さんは俺の横にずっといて
大輝さんと橙真さんは立って手術中のランプを見つめていた。



「颯馬!!瑠美さんは!!」

その後陽斗も来てくれて
俺らみんなで無事を祈った


5時間俺達は待ち続け
ランプが消えた



ー颯馬side endー
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