俺様めちゃモテイケメンが一人にはまったら。
母と電話を切ったタイミングで七菜から電話がかかってきた。


「久しぶりー、元気にきてた?」

「うん、元気だよ。七菜は?」


電話の要件は地元にいつ帰るのかと言うものだった。
『三十一日かな?』と伝えると、谷川君の家に三十日に行くから夜食事をして三十一日に一緒に帰らないかと言うものだった。


「いいね。祐世にも聞いておくね。」


七菜と谷川君もうまくいってるんだなーと心がポワッと温かくなった。
そして直ぐに祐世へメッセージを送った。

【お父さんたちの都合聞いたよ。二日はどうですか?だって。】

次の文章を書いていると既読が付き返事が来た。

【聞いてくれてありがとう。二日、よろしくお願いしますって伝えといて。翌日、三日は俺の家に来てくれる?】

【もちろん!祐世、家?】

既読が付いたと思ったら電話がかかってきた。


「もう家だよ。」

「今日は早く帰れたんだ。よかった。あのね、さっき七菜から電話があったの。」

「朝倉?珍しいな。」

「でしょ?それで―――」


七菜から三十日の食事と翌日一緒に帰省する提案を受けた事を話すと『いいな!』と即答で返ってきた。電話を切り七菜に【OK】とメッセージを送る。

七菜と会うのいつぶりだろう。
夏に実家へ帰った時に向こうで会っていらいだから・・・。今

の私たちの状況話せばビックリするだろうな。




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