俺様めちゃモテイケメンが一人にはまったら。

なんで、なんでこうなった。


「美月―、お腹空いただろ?ルームサービス来たから食べような。」


ニコニコと今朝の落ち込みはどこに行った?
ご機嫌な祐世が私を呼びに戻ってきた。

バスローブを私に羽織らせ『歩けないだろ?』と私を抱き上げソファーまで連れて行く。
時刻は午後三時。
あれだけ運動させられればお腹も空くよ。


「誰かさんのおかげでお腹ペコペコ。」

「いっぱい頼んだから。ご飯食べ終わったらお風呂に入ろうな。今日はこのままここに泊るから、ゆーっくりしような。」

「えっ?お泊り?晴花と海翔は?」

「さっきお義母さんに連絡入れたら泊ってくれるって。晴花も『瑠香ちゃんとお泊り―!』って喜んでたから問題ない。」


それで余計にご機嫌なのか・・・。


「じゃあ、お風呂入った後ショッピングにでも行く?」

「ん?何言ってんの?今日のデートはこの部屋。もっと正確には隣の部屋のベッドの上だからね。」


結局、遅い昼ごはんを食べ終えお風呂にゆっくり?入って、その後は有言実行とでも言うのだろうか、遅いディナー以外はチェックアウトする数時間前まで祐世は離してくれる事はなかった。







「ただいまー。」


家に戻ったのは日曜の昼前。


「晴花―、海翔―、いい子にしてたか?ほらお土産。サシュのケーキ買って来たぞ。三時のおやつに食べような。」


『あらあら、祐世さん行きとは正反対でご機嫌ね。』超が付くほどご機嫌な祐世を見て昨日の事情を全て察していそうな母の言葉に何ともいたたまれなさを感じた。


「もう一人、孫が増えたかしら?晴花は『次は妹がいい!』って言ってたわよ。」


うー、やっぱり見抜かれてる・・・。




その一月後、本当に私の妊娠が判明した。
あの日の後も子供が出来て以来落ち着いていた夜の事情も出来る前に戻ったかのようだったから、あの日の子かは分からないけど。


「ママ!おばあちゃんが言った通りだね。おばあちゃんって未来がわかるのかなー。」


お母さん、孫に何の話をしてるのよ・・・。


「晴花ねー、弟は海翔がいるから次は妹がいい!」


まあ家族が仲良くて、夫婦円満だからいっか。






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