激おこ転生幼女のモフモフ無双!
「あなたのせいで叶わなかった、モフモフライフをちょうだい。私が望むチートスキルは、モフモフにモテモテになれちゃうスキル。もちろん、怯え気味の犬を前にして『私ってよく犬に懐かれちゃって~。きっと犬にも、私が犬好きってわかるのね~』って鼻高々に自慢してるような自称犬好き女子なんて目じゃない、本物のモテモテよ。最強激カワのモフモフが、私にだけ懐いて、心ゆくまでモフり放題。寝ても覚めても、モッフモフ。しかも、モフモフと意思疎通だってできちゃって、親友になれちゃうレベルよ。あなたにできる?」
 私が挑発的に言えば、神様一年生は負けん気たっぷりに胸を張った。
「僕にできないわけがない。いいだろう、君にモフモフにモテモテになれちゃうスキルを与え、モフモフライフを約束しよう。……では、新たな世界へ旅立つがいい――’§≒◆_%”$□&’”_*@~~」
 彼が謎の呪文を唱えた次の瞬間、眩い光の渦が巻き起こり、私の体を包み込んだ。
「う、うっ!? うわぁあああ~!!」
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