ラグジュアリーシンデレラ
「俺は、そんな話をしに、ここに来たんじゃない。」

「えっ?違うの?」

私達は見つめ合った。

「どうやら結野は、誤解しているようだね。」

「誤解している?私が?」

「俺が言いたかったのは、結野との未来の話だ。」

すると林人さんは、荷物から一つの箱を取り出した。


「これは?」

尋ねると、箱を開けて見せてくれた。

「指輪!?」

そして林人さんは、立ち上がると、片膝を着いて腰を降ろした。

周りからひゃーっと声がする。

「結野、俺と結婚してほしい。」

「えっ!」

「今日、俺が仕事で大変な時に、何か手伝えないかって、駆けつけて来てくれた君を見て、気持ちが固まった。俺のこれからの人生を共にするのは、結野しかいないと思う。」

「林人さん……」

「この指輪、受け取ってくれ。」
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