暗闇の先に…(続)
食器を片付けていると、ガタンと風呂場から物音がした
慌てて彩夢の様子を見に行く
「彩夢?どうした?開けるぞ」
風呂場のドアを開けると彩夢は風呂場の隅に座り込みガタガタと震えながら、赤くなるまで体をゴシゴシと執拗に洗っていた
ボディタオルを取り上げると、涙を瞳にいっぱい溜めて狂ったように取り返そうとする
「彩夢、落ち着け!」
そんな彩夢の震える体をギュッと抱きしめて落ち着かせる
「は、はぁ…はぁ」
呼吸が整ったのを確認してシャワーで泡を洗い流し、バスタオルで覆い抱き上げた