暗闇の先に…(続)
カランコロン…
中に入ると既に皆が集まって、盛り上がっていた
「お帰り。彩夢ちゃん、凛ちゃん」
慎二がビール片手に爽やかな笑みを向ける
「あ、来た来た。おっせーぞ」
「遅いって、今終わったんだから仕方ないじゃん」
何て自己中なんだ…マッサーは
「まぁ、まぁ。兎に角、こっち座れよ」
ポンポンと颯太がソファーを叩く
「お前ら、もう出来上がってんじゃねぇか」
陸斗が笑いながらソファーに座ると私の手を引っ張り隣に座らせる