MATSUのごくありふれた平凡な日々

「うーん、でも今日は魚を食べたい気分だったんだよね。
 また今度、行ってみる」
「そうですか。
 魚だったら、レンガの所の地下ですか」
「うん、あそこの魚は絶品だから」

あ、美紀、気を使ったな。

松は美紀の一瞬の視線の動きで、察した。

サラダバーの話は前にしたことがあって、その時、今度行こうね、と言っていたのだ。

だから今日でもよかったはず。

でも男子には物足りないうえ、すぐお腹が空くだろう。

そうとは見えないが美紀は気使いだ。

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