この声で、キミに「好き」と伝えたい。
あたしの存在に気づき始め、周りは騒然とする。


「今頃気づくとか、遅すぎだろっ」


ボソッと呟いてあたしの隣にやってきたのは、ユウジさんだ。


ユウジさんは豹くんといるときに、わりと早い段階であたしの顔を見て気づいていた。


「わりぃな、千歌さん。あいつらバカで」

「…全然、そんなことないですっ!むしろ…、気づいてもらわなくてよかったんですけどね…」
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