この声で、キミに「好き」と伝えたい。【編集中】
豹くんは、全然有名な暴走族の総長っぽくない。

見た目も性格だって。


だけど、いざとなったときは必ず助けにきてくれる。

自分の体ひとつで。


そんなことは、だれにでもできることじゃない。

それは紛れもなく、“総長”としての誇りだ。



その日は寝ることも忘れて、朝まで騒いだ。

お腹が痛くなるくらい笑った。


結局、みんなが入ってきてしまったから、豹くんに気持ちを伝えることができなかった。
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