この声で、キミに「好き」と伝えたい。【編集中】
「…レッスンはちゃんとする!コンクールだって出場して、ママの期待に応えるようにするから…!だから、豹くんとの関係を許して…!!」


ママの言う通りにするから、せめて豹くんとまた会えるようにしてほしい。

豹くんの笑顔で、あたしはまたレッスンをがんばることができるから。


あたしの願いは、ただそれだけ。



頭を下げるあたしに、ママはため息を吐く。
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