エリート脳外科医の溢れる愛妻渇望~独占欲全開で娶られました~
 私はただ、結婚しても私らしくこれからもずっと貴利くんと一緒にいたかっただけ。


「貴利くん大好きだよ。やっと私たちの結婚式だね」


 天気は快晴。きっとフラワーシャワーの花びらが青空の下できれいに舞うはずだ。


「私のウエディングドレスとっても可愛いから楽しみにしていてね」


 日本に戻ってきてからの貴利くんもやっぱり仕事が忙しくてあまり一緒に式の打ち合わせには来られなかった。ウエディングドレスも私一人で試着をして決めた。でも、少しも寂しくなんてなかった。

 三年も離れている期間を耐えたんだ。これからはずっと一緒にいられるのだと思うと、もう何も寂しくなんてない。


「千菜のウエディングドレス姿はきっと可愛いだろうな。可愛過ぎて誰にも見せたくなくなるかもしれない」

「それは困る。結婚式できないよ」


 そう言い返した私を貴利君が引き寄せて抱きしめる。


 今日は私と貴利くんの結婚式。

 ここまでくるのに少し時間はかかったけれど、ようやく迎えた大切な日だ。


 ゆっくりと実ったこの恋を大切に、これからも一緒に生きていこう。


 大好きなこの人と――




 end.



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