14日間の契約結婚~俺様御曹司の宇宙最強の恋物語~
翌朝になり。
愛人は何だか重みを感じて目を覚ました。
何かが巻き付いているような重みを感じて、目を開いたが体が思うように動かせなかった。
目だけ動かして横を見ると、ぼんやりと間近にリラの顔があった。
そしてギュッと愛人に抱き着いて、まるで子供のように眠っていた。
「ま…マジかよ…」
抱き着かれて、嬉しい気持ちもあるが、テレもありどうしたものかと思った愛人。
だが、寝ているリラの顔はとても可愛くて思わず触れたくなる…。
しばらく愛人はリラの寝顔を見ていた。
「…ん? 」
うつらうつらと、目を覚ましたリラ。
ぼんやりとした目で、あくびをしたリラはパチッと目を開いた。
目と目が合うと、愛人はちょっと赤くなったがシレっと視線を反らした。
「おはようございます、愛人さん」
また名前で呼ばれた。
俺、今日はどうなっちゃうんだろう…。
「お、おはよう…」
「よく眠れました。有難うございます。朝ごはん、私が作りますね」
元気よく起き上がったリラは、そのまま寝室を出て洗面所に向かった。
「…よく眠れましたか…。俺は、ちょっと寝不足かもしれない…」
やれやれとため息をついた愛人だが、悪い気はしていないようだ。
朝ご飯を作ったリラ。
お味噌汁と卵焼きとウィンナーが焼いてあり、鮭も焼いてあった。
そしてジャガイモの煮物がそえてある。
お味噌汁も具沢山で、ワカメやネギや豆腐、ホウレンソウなどが入っている。
「わぁーこんなに具沢山のお味噌汁、初めて」
竜夜がとても喜んでいる。
「ほうれん草って、お味噌汁に入れても美味しんだね」
「よかった喜んでもらえて」
「お姉ちゃんの家では、こんなに沢山、お味噌汁に具が入っているの? 」
「そうね、ジャガイモとか人参もはいっているわよ」
「え? それじゃ、豚汁みたいだね」
「豚汁? 」
「うん、豚肉にれると豚汁になるよ」
「そうなのね」
楽しそうに話している竜夜とリラを横に見ながら、ゆっくりとご飯を食べている愛人。
ご飯の炊き加減も丁度良く、珍しく愛人は朝から2杯も食べるくらいだった。