Dear boy,Dear girl~ワケあり男子と秘密の同居生活~
「よぉ。奥村。」

隆哉が笑いながら手をあげた。

「似合ってるって噂で来たんだけど。ほんとにあってるよ。」

「それはどうもです。」

ムスッとしてこたえる奥村くん。

ピンクのウイッグが色黒の肌にまた映えてて、結構な美女なしあがり。

まぁ奥村くんの顔だから美女に決まってる。

「あ、じゃぁ俺コーラ。華菜は?」

「じゃぁホットカプチーノで。」

「あとクッキーつけといてよ。」

「はい。かしこまりました。」

奥村くんが去ると、隆哉がコソっといった。

「俺奥村が女だったら絶対告白してる。ってみんな言ってたからさ。その意味わかるよね。」

「そうかも。似合ってるね。」

そしたら奥村くんがオーダー品を運んできた。

「ごゆっくりどうぞ。」

「サンキュ。」

隆哉は奥村くんに手をあげると、わたしに向き直った。

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