Dear boy,Dear girl~ワケあり男子と秘密の同居生活~


「あ、おかえり。荷物…届いてたから部屋に上げといた。」

あと、洗濯それね。

夜の9時半ごろ、奥村くんが帰宅した。

「あ、サンキュ…。」

バタバタと夕飯の用意しながら洗濯物を指差す。

「あのさ…おまえんちって…母さんは?」

「え?」

お父さん説明してないんだ…

「死んだよ。1年くらい前に…」

「え?そうなの…ゴメン…」

ちょっとしゅんとして謝る奥村くんが意外に見えた。

「いいよ。そりゃこの家にしばらく住むんだから気になるの当たり前だし…心臓発作だったの。突然死ってやつ…」

「そっか…。じゃ華菜が家のこと全部やってんの?」

「うん。そうだけど…」

「へえ…。俺もさ…やれるときは手伝うから…。」

「そんなん…いいよ。練習キツイのに。」

「いや、世話んなってるし…それくらい。まあ普段は無理だけどな。オフん時とか…な。」

「そう?じゃあそんときはよろしく。」

「ああ。」


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