Dear boy,Dear girl~ワケあり男子と秘密の同居生活~


「直登!」

余韻覚めやらぬ中、ミーティングしてみんなが着替えて、解散となってすぐのことだった。

さくらさん…
見にきてたんだ…

「すごいね。おめでとう!」

「おう。」

直登は気軽な感じで答えてる。

「もう帰れる?」

「え?ああ…」

直登がわたしの方をチラッと見た。

「お父さんとお母さん、向こうで待ってるから。ご飯食べて帰ろうって。」

「え?マジ?」

直登がわたしの方を見て…

けど…解散したとはいえ、まだ先輩たちもいっぱいいる中、わたしと堂々と話すなんてこと部活内ではできない。

「はやく…」

そしたら、さくらさんが直斗の手を引っ張った。

「おいっ!ちょっ!」

「お父さんたちそのまま帰すつもり?」

「それはわかってるけど…」

直登は何かいいたそうにわたしを見ながら…そのままさくらさんに手を引っ張られて、ご両親のところに行ってしまった。

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