Dear boy,Dear girl~ワケあり男子と秘密の同居生活~
そういうんじゃないって何?

また視線を元に戻して奥村くんを見る。

「んー。なんてーの?友達?いや…親友?よくわかんねーけど、おまえは俺にとっては女じゃねーから。」

「は?」

何それ…
いったいどういう…?

「ま、いーや。とりあえず、なんでも話せる仲ってことで。」

そしてようやくわたしの右手を離すと、肩をコリっと鳴らした。

「あー。腹減った。飯つくろーぜ。俺も手伝うからさ。」

そして肩をコリコリ鳴らしながらキッチンの方へ歩いてく。

わたしはなんだかふに落ちない気分になりながら後を追う。

「今日飯なんだよ?」

「冷しゃぶ。」

「おっ。なかなかいーじゃん。」

「あ、奥村くん。明日ねぇ。お兄ちゃん帰ってくるよ。」

「え?マジ?」

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