Dear boy,Dear girl~ワケあり男子と秘密の同居生活~
「けどな。西口がな。預かってくれるってさ。」

「は?にしぐち?」

「西口部長だよ。父さんの綾川の同級生だ。」

「え?マジで?」

ってことはだよ。
西口光輝って、有名な選手に会えるかも知れねーってことだ。

胸が高鳴る…。

俺が綾川を目指したキッカケは全部西口さんだ。彼のプレーを中学の時にウインターカップで見て、それで憧れて…西口さん目指してずっとやってきた。

「とりあえず、期末試験終わったら西口のとこ行ってくれ。話はつけてある。ま、寮が空いたらそっち行くことになるけどな。」

「うん。全然いい。」

その時俺は…まさかそこに運命の相手がいるなんて微塵も思ってなかった。
ただただ西口さんに会えるってそれだけで胸が高鳴っていたんだ。

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