Dear boy,Dear girl~ワケあり男子と秘密の同居生活~


「華菜がいたらねー。もっとちがってたんだけど…」

合宿の練習は聞いてはきたけど、超絶キツかった。
耐えて耐えて耐え抜いた感満載だ。
んで、ようやく最終日になって、みんな帰れるしって、最後の夜は打ち上げって事で、となりの施設で合宿してた女バスと合流した。

キツイ練習に耐え抜いた後には満足感があって、みんないい顔して楽しんでんなと思う。

例によって俺の近くは女バスの奴らが囲んでしまったので、テキトーに女が話す話聞き流してたんだけど…
華菜って名前が出てきて反応してしまった。

「華菜?」

「うん。西口先生のね娘で、綾川中出身の…奥村くん知らない?今8組だよ。」

「え?あーうん。」

「華菜がいてくれたらきっとインターハイ勝ち抜いてたと思う。」

「だよねー。なんでやめちゃったのかなー?」

「ほんっともったいないー。」

口々に言う女たち。

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