Dear boy,Dear girl~ワケあり男子と秘密の同居生活~


「奥村…悪いな。コレも頼む。」

最終日の朝、バスに荷物を積み込もうと、俺がボールの袋抱えてたら、中條さんが後ろからもう一袋渡してきた。

自分はもっとおっきな荷物抱えてる。

「いやいいっすよ。こっち俺持ちます。」

おっきな方をもらおうとしたけど…

「いいって。大丈夫だから。」

そして、フッとクールに笑うと、俺の肩をポンっと叩いて先に行ってしまった。

しぐさ全部カッコイイ人だな…
ほんとに…

俺が勝てるわけねー…

って…何に勝つんだよ?

自分の考えに焦る…。

何考えてんのか…まったくわからねー…自分が…

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