Dear boy,Dear girl~ワケあり男子と秘密の同居生活~
「西口さん。体育祭の打合せあるから今日放課後集合だって。」
「あ、はい。了解。」
二学期に入ったとたんに学校は体育祭モードになる。
9月の末に行われるそれに向かってクラス一丸ってやつだ。
わたしは立候補したわけじゃないけど、投票で体育祭実行委員にあたってしまった。
目立つのが嫌で夏休みまでだったら全力で拒否してただろうけど…
今ならやれる気がする。
一緒にやることになった妹尾くんが告げに来た。
美弥と一緒にお弁当を食べていたわたしは左手をあげて返事する。
「華菜。これから1か月ほど大変だね。」
「うんまぁね。そういう美弥も大変じゃん。文化祭実行委員でしょ?」
「そうだけどね。」
「しばらく一緒に帰れないね。」
「うん。かもね。」
美弥には夏休みに泊まりにきたときにわたしが綾川中でバスケをやっていてエースだったという話はした。
いろいろあって今はやめてしまってるってことも。
「あ、はい。了解。」
二学期に入ったとたんに学校は体育祭モードになる。
9月の末に行われるそれに向かってクラス一丸ってやつだ。
わたしは立候補したわけじゃないけど、投票で体育祭実行委員にあたってしまった。
目立つのが嫌で夏休みまでだったら全力で拒否してただろうけど…
今ならやれる気がする。
一緒にやることになった妹尾くんが告げに来た。
美弥と一緒にお弁当を食べていたわたしは左手をあげて返事する。
「華菜。これから1か月ほど大変だね。」
「うんまぁね。そういう美弥も大変じゃん。文化祭実行委員でしょ?」
「そうだけどね。」
「しばらく一緒に帰れないね。」
「うん。かもね。」
美弥には夏休みに泊まりにきたときにわたしが綾川中でバスケをやっていてエースだったという話はした。
いろいろあって今はやめてしまってるってことも。