Dear boy,Dear girl~ワケあり男子と秘密の同居生活~
「ねぇ。お父さん?」

1階から声を張り上げるわたしを無視して2人は何故かお兄ちゃんの部屋に入って行った。

どういうこと?
下でヤキモキしながら待つ。

仕方なくキッチンに戻って麻婆豆腐をよそって、サラダを盛り付け、スープをスープボールに入れていく。

ちょうどリビングのテーブルにご飯を並べ終わった頃に2人がリビングに入ってきた。

「おう。華菜。今日からここに住む、奥村だ。」

「は?」

驚いたわたしは思わず最後に並べていたお箸を落としてしまった。

「はあー?お父さん?気は確か?男だよ男!」

テンパったわたしは大きな声を張り上げてしまった。

「わかってるよ。でも、コイツは信用できるから大丈夫だ。まあ学校では内緒だがな。」

そう言って

「ハハハハハ!」

といつもみたいに豪快に笑った。

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