星空の下
「久しぶりね」

追い付いた俺に楓は言う。

「お腹が空いたわ。食べに行かない?」

「いいけど」


ファミレスに入ることにした。
夕食時のファミレスは賑わっていたが、待たずに座ることが出来た。

俺達が入った途端に、譲ってくれたヤンキーがいたからだ。


「楓といると、ヤンキーから一目置かれるんだよな…」

状況を呟く。

水を飲みながら、楓を観察した。
< 6 / 19 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop