無気力な幼なじみと同居したら、予想外の溺愛がはじまりました❤︎




「吉川くんもまた……」

「じゃーね。また明日」




また明日、


そう言おうとしたわたしの言葉を遮ったのは李々斗だった。


ヤキモチだったとはいえ、李々斗は吉川くんに苦手意識を抱いているとおもっていたし、実際そうだったから意外だった。

吉川くんも驚いたように目をぱちぱちさせている。



「…なんだよその顔は」

「いや…、うん、また明日」





照れているのか、李々斗は吉川くんからふいっと顔を逸らした。


そんな李々斗を見て、吉川くんはフッと笑う。



どういう風の吹き回しだったのかわからないけれど、李々斗と吉川くんは意外と相性がいいんじゃないのかな、と、ふたりの初々しいやり取りを見てなんとなく思った。



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