子作り契約結婚なのに、エリート社長から夜ごと愛し尽くされました
「すごいね、雅也!!苦手なブロッコリーに勝てた。お母さん、嬉しいよ」

「本当だ。よく頑張ったな、雅也」

両親からこれでもかってぐらい褒められたものだから、雅也の眉間に寄っていた皺はなくなっていく。しかめていた表情も、得意げな、柊也さんそっくりな顔にもどった。
お父さんに頭を撫でられることが大好きな雅也。それを知っているから、柊也さんも、ここぞとばかりに撫でてやっている。

お茶をごくごく飲むと、涙目ながらに満面の笑みを浮かべた。

「僕、頑張った!!」

「そうだね」

「雅也はカッコいいお兄ちゃんになれるな」

そう。私のお腹の中には、8ヶ月になる赤ちゃんがいる。医師によると、女の子とのこと。今度こそ、本当に女の子なのよね?って、未だに疑ってるんだけど。結局は元気に産まれてくれればどちらでもいいっていうのが本音だ。

「うん。僕、お兄ちゃんになるんだもん!!」

まだまだ幼いのに、気分はすっかりお兄ちゃんになっているみたい。その張り切りぶりが、可愛くて仕方がない。





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