子作り契約結婚なのに、エリート社長から夜ごと愛し尽くされました
「あれ?紬ちゃんはどんなことを考えてたのかな?俺はてっきり、紬からのあつ〜いキスがもらえると思ってたんだけど」

キ、キス!?

い、言えない。もっとすごいことを考えてただなんて、死んでも言えない。

「まあ、口や手も歓迎だけど?」

「なっ、なっ……」 

ばっちりバレてるじゃないか……

「紬ちゃん、真っ赤だな」

デリカシー!!
どこに落としてきたんだこの人は……


「なあに、エロいこと考えちゃってんの?俺はてっきり、紬ちゃんの方から口に手に、体中いっぱい口付けしてくれるのかって思ってたけど?」

嘘だ。絶対に嘘だ。
そのわっるい笑みが、それだけで済まさせるわけがないと物語っている。いや、それだけでもかなりなことだけど。

なんてことも、やっぱり口が裂けても言えない。

「い、意地悪」

「ははは」

心底おかしそうに笑う柊也さんを、ジロリと睨む。


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