子作り契約結婚なのに、エリート社長から夜ごと愛し尽くされました
「わかりました。但し、私も一応社長をしている身なので、どうしても来られないことが出てくるかもしれません。その場合はご容赦ください」

「いいだろう。契約成立だ」

自分でも、契約金をとるなんてなかなかがめついとは思う。けれど、生きていくためにはお金は必要なわけで、私についてきてくれる従業員のためにも間違った選択ではないと思う。


〝お金〟

私が社長を引き受けた、一番大きな理由だ。
一生、結婚するつもりのない私としては、お金は貯められるうちに貯めておきたい。
いつ何時、何があっても自力で対応できるように蓄えておかないと。

それに、子どもを持つ夢も、もちろん諦めていない。

結婚しないまま、子どもをもうける。その方法はまだ決められないけれど、もし叶ったとしたら、ますますお金は必要となる。

だから、橘さんの条件を飲んだことは、間違いじゃかったはず。








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