可愛い腹黒後輩の溺愛が甘い。
「風邪ひいちゃったの?おうち、帰ろ?」

 すると鈴くんは軽く頷いた。

「えっと、楓也先輩……鈴くん、鈴くんのおうちまで運んでもらってもいいですかっ……?」

「っ、うんいいよ〜……」

「ありがとうございますっ……!」

 焦りながらも笑みを見せた。

 け、けどっ、楓也先輩も結構小柄だけど大丈夫かなっ……?

「おんぶでいーよね?」

「あっ、はい!」

「結乃ちゃん結乃ちゃんっ!僕は何かする事なぁい?」

「大地くんはなにもしなくていんじゃなあい?チビだしね」

「うるさいですよ、楓也先輩」

 あはは……会話が可愛い……!
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