可愛い腹黒後輩の溺愛が甘い。
「ダメ、いい匂いだよ?」

「で、でも……」

「……じゃあ僕の家のお風呂入ってってよ」

「え!?い、いの?」

「うん、だって先輩だもん」

 私は「ありがとう!」と言って鈴くんの手をギュッと握った。

「っ、僕の服置いておくから、それ着て」

「ええっ!?」

「いーでしょ、ほら早く入っておいで」

「う、うん!」

 っぅ〜……!彼女が彼氏の服着るなんて、理想すぎる……!          
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