極上御曹司に初めてを捧ぐ~今夜も君を手放せない~
「あー、何だか梅酒飲んだら眠くなってきた。アラームもセットしてあるし、ちょっとだけ寝よう」
ソファにゴロンと横になって目を閉じる。
この数日間いろんなことがあった。
元の生活に戻るのはいつになるのだろう。
そんなことを考えているうちにいつの間にか眠りについたらしい。
スマホのアラームが鳴って解除するが、また目を瞑る。
「あと五分だけ」
あと五分経ったら、ちゃんと服を着て梅酒もポテトチップスも片付けよう。
そう決めるが、五分経ってももう目が開かなかった。
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