私の彼は新米悪魔
『じゃ、挨拶してくれるかな?』


先生の声。


(お腹痛いって言おうかな?生理痛とか...)

顔を伏せたまま考える。


その時。


『え―と。ルシル ジェイ サイファーっす。』


(....ルシルっ!!!)



私ががばっ、と顔を上げた瞬間、クラスの女子の黄色い悲鳴が教室中に



響いた。
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