世界は、少しだけ愛しづらいから

私立ということもあって他よりは割りと大きいと思う図書室にはスポーツや科学、人体等小難しい本からファッション誌に絵本、今人気の携帯小説まで、どれも結構な種類があって奥には6人がけの大きなテーブルや両側に柵があって一つ一つ照明がついている個人用の勉強机、手前には多人数掛けのソファーがおいてある

それに、リクエスト用紙に読みたい本の題名を書けば1週間後くらいには入荷されるのでここで借りて読んでから気に入ったら書店にて購入している

桜井亜美さんの書籍はいくつか持っているがどれもお気に入りでスラスラと読めてしまう

主人公はあたしと同じ10代や20代の女性が多く、共感できることが多いからか、読んでいくうちに桜井さんの描く世界観に飲み込まれてしまう。


< 10 / 24 >

この作品をシェア

pagetop