世界は、少しだけ愛しづらいから

ページを彩るのは流行りのファッションに身を包む可愛くて華奢な女の子達

あたしより少し年上なその子達の華やかな笑顔を見ると、同じ人間なのに…あたしとは全く別な生き物の様に思えた。

"同じ"なのに、

全く"違う"。


笑ったり、涙したり…

あたしは感情を他人に表現することが出来ないから…

誰にも見えない心だけが、こんなに痛むのかもしれない。



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