世界は、少しだけ愛しづらいから

明日返却するため本を鞄の中に入れると夕食が出来たのか、呼び音が鳴ったので階段を降りて家族の騒がしい声がするリビングへと向かった。

リビングに入るとテーブルには夕食のカレーとサラダが並べられている。

自分の席に座り、家族と他愛もない話をしながら食べ終えた食器をキッチンに運び常用薬を数錠飲み、お風呂に入ると再び自室に向かった。



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