冷徹旦那様との懐妊事情~御曹司は最愛妻への情欲を我慢できない~
「そりゃあ興味はあるわ。広川堂の跡継ぎの奥さんがどんな人なのか」

二人は相変らず仲が良い。

友也がすかさず突っ込み深雪が負けないスピードで反論する。二人のやり取りを久しぶりに聞九時間はとても楽しかった。


食事の後は広川堂に戻り、買い物をした。

特に予定はないので時間をかけてゆっくり選ぶ。

深雪は基本的には接客なので店頭に居る為、手が空くと様子を見に来る。

奈月が選んだ器を見て不思議そうにした。

「奈月の好みと違う気がするけど」

「これは今度のクリスマスパーティーでいらっしゃるお客様へのプレゼントです」

「え? クリスマスプレゼントにうちの器? 奈月らしいのかもしれないけど大丈夫なの?」

「はい。いらっしゃる方たちは和食器が好きだそうだから。でも好みが分からないので一般的に人気のあるものを選んでます」

この件については、亜貴と和泉にもお伺いを立ててオーケーを貰っている。

「へえ……でも大変ね。クリスマスに自宅でパーティーとか、プレゼントの用意とか」

「器を選ぶのは楽しいから大丈夫ですよ。皆さんと話すのも楽しみだし」

問題は叔父家族だけなのだ。
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