涙色の空の下、君のそばでずっと。



今、自分でもありえないほど心臓が大きく鳴っている。






身体中の血液が頭にのぼったくらい熱い。





伝わったかな…?今先輩どんな表情しているのかな?




恐る恐る目を開けると、





先輩は驚いたような表情をした後、ふっと頬を緩ませ、




「俺も好きだよ」




と言った。





俺も好きだよ





オレモスキダヨ





オレモスキダヨ





ん…!?俺も好きだよ!?って言ったよね!?





まさか恋が叶うなんて思わなかった。嬉しすぎて目元が熱くなる。




先輩…!めっちゃ好き…!!今すぐ抱きつきたい…!




そんなことを思いながら先輩が口を開いた。





「俺も初めて南乃花ちゃんに会った時好きになった。一目惚れって言うのかな」





と恥ずかしそうに頬をポリポリかいて、





「今日は一緒に帰ろっか、送るよ」




「でも先輩は電車…」




「気にしないで」




「ありがとうございます…!お言葉に甘えて…」



と一緒に帰ることに。


< 11 / 57 >

この作品をシェア

pagetop