涙色の空の下、君のそばでずっと。
かずの顔が見れない。
今すぐここから離れたくて、涙を急いで拭い、資料室を勢いよく飛び出した。
教室にあるカバンを急いで取り、家に帰った。
ベッドにうつ伏せになって、さっきのことを思い返す。
かずは幼なじみ……。
じゃあどうして…?
自分の胸にそっと手を当ててみると、まだ胸は鳴りやんでいなかった。
なんでこんなにかずにドキドキしているんだろう。
私は玲於先輩が好き……。
まだ好きなはず。
そう私は玲於先輩が好きで、かずはなんとも……。
本当に?まだ玲於先輩が好き?
自分に問いかけてみるが、分からない。
すると、ブーブーと携帯が鳴った。
慌てて表示画面を見ると、『みーちゃん』と表示されていた。