【極上の結婚シリーズ】ママになっても、御曹司に赤ちゃんごと包み愛されています
早い時間から、ベリーヒルズのテナントの屋上はパーティーの参加者で賑わっていた。
数日前、貸し切りの個室を予約しようとした旦那さまにいっちゃんが「周りに人がいるほうが冷静になれるから」とガーデンテラス席を確保したようで、私といっちゃん、泉はそのテーブルに向かう。ほどよく人目を遮りながらも開放感があり、なかなか絶妙な場所だった。
もうすぐ旦那さまが、まだ何も知らない奥さまをここに連れてくる。
緊張で心臓が口から飛び出しそうだった。
奥の席からいっちゃん、泉、私の順番で座っていたから、私は泉の手をぎゅっと握り締めて、なんとか心を落ち着かせる。
「あら、もしかして莉帆ちゃん?」
するとそこへ、少し戸惑ったような奥さまの声が聞こえた。
「ご無沙汰しております」
私は即座に立ち上がり、頭を下げた。
奥さまは再会を喜んで歩み寄ってくる。
「あらまあ、元気にしていた? すっかりおとなの女性になったわね」
鮮やかな着物姿の奥さまは、二年前と全く変わっていなかった。とても溌剌としていて、充実した日々を送っているのだと伝わってくる。
数日前、貸し切りの個室を予約しようとした旦那さまにいっちゃんが「周りに人がいるほうが冷静になれるから」とガーデンテラス席を確保したようで、私といっちゃん、泉はそのテーブルに向かう。ほどよく人目を遮りながらも開放感があり、なかなか絶妙な場所だった。
もうすぐ旦那さまが、まだ何も知らない奥さまをここに連れてくる。
緊張で心臓が口から飛び出しそうだった。
奥の席からいっちゃん、泉、私の順番で座っていたから、私は泉の手をぎゅっと握り締めて、なんとか心を落ち着かせる。
「あら、もしかして莉帆ちゃん?」
するとそこへ、少し戸惑ったような奥さまの声が聞こえた。
「ご無沙汰しております」
私は即座に立ち上がり、頭を下げた。
奥さまは再会を喜んで歩み寄ってくる。
「あらまあ、元気にしていた? すっかりおとなの女性になったわね」
鮮やかな着物姿の奥さまは、二年前と全く変わっていなかった。とても溌剌としていて、充実した日々を送っているのだと伝わってくる。